調査・研究

  1. ホーム
  2. [調査・研究] 調査結果
  3. 令和7年マンション管理受託動向調査結果概要

調査結果

令和8年マンション管理受託動向調査結果概要

標記調査は、マンション(主たる用途を住居とする区分所有建物)ストックに占める当協会会員の管理受託状況を把握するため毎年当協会が実施しているものですが、このたび令和8年の調査結果がまとまりました。

調査結果概要

  1. 332社で124,769棟・105,442組合・6,653,680戸を受託
  2. 地区別受託状況は、北陸地区で高い伸び
  3. 1組合あたりの平均棟数は変わらず、平均戸数は微増
  4. 受託戸数3,000戸未満が144社、10,000戸以上が90社
  5. 受託戸数が増加した会員は155社、減少した会員は74社
  6. 受託経緯別では、昨年に引き続き、既存物件からの受託割合が増
  7. 棟数比で、単棟型が81.4%、50戸未満の管理組合が51.5%
  8. 超高層マンション、首都圏と近畿地区に集中、約9割
  9. 129社が82,184戸を今年度新規受託予定
  10. 全国のマンションストック戸数(推計値)に占めるシェア率は91.6%

※高さが60mを超えるマンション又は20階建て以上のマンション

詳細データにつきましては当協会HPにてPDFデータの冊子を販売しておりますのでご利用ください。
   「令和8年マンション管理受託動向調査結果報告書」【冊子】の販売はこちら

協会会員は冊子のPDFデータをご覧いただけます。
   「令和8年マンション管理受託動向調査結果報告書」【PDF版】はこちら

   注:アクセスには協会会員専用ホームページのID、パスワードが必要です。
     (ID等がご不明の方は社内の協会ご担当者にお尋ねください)

  

1.332社で124,769棟・105,442組合・6,653,680戸を受託※1

 令和8年(2026年)4月1日時点における当協会会員が受託しているマンションは105,442組合・124,769棟・6,653,680戸であった。
 前年の実績と比較すると、組合数で717組合(▲0.7%)の減少、棟数で598棟(▲0.5%)の減少、戸数で15,498戸(+0.2%)の増加となった。受託物件のうち都市型物件は104,804組合・123,997棟・6,584,416戸で、前年に比べ725組合(▲0.7%)の減少・602棟(▲0.5%)の減少・13,358戸(+0.2%)の増加となった。一方、リゾート型物件は638組合・772棟・69,264戸で、前年に比べ8組合(+1.3%)、4棟(+0.5%)の増加、戸数で2,140戸(+3.2%)の増加となった。
※1:会員社332社における回答率97.3%による推計値

<受託実績>

  令和8年4月 令和7年4月 前年比 増減率
受託組合数
(単位:組合)
全 体 105,442 106,159 ▲717 ▲0.7%
  都市型物件 104,804 105,529 ▲725 ▲0.7%
リゾート型物件 638 630 8 1.3%
  令和8年4月 令和7年4月 前年比 増減率
受託棟数
(単位:棟)
全 体 124,769 125,367 ▲598 ▲0.5%
  都市型物件 123,997 124,599 ▲602 ▲0.5%
リゾート型物件 772 768 4 0.5%
  令和8年4月 令和7年4月 前年比 増減率
受託戸数
(単位:戸)
全 体 6,653,680 6,638,182 15,498 0.2%
  都市型物件 6,584,416 6,571,058 13,358 0.2%
リゾート型物件 69,264 67,124 2,140 3.2%

2.地区別受託状況は、北陸地区で高い伸び

 地区別の受託状況をみると、戸数の増加率の全国平均(0.2%)を上回る伸びを示した地区は、北海道地区(1.0%)・東北地区(1.4%)・信越地区(0.8%)・北陸地区(2.5%)・東海地区(0.5%)・近畿地区(0.5%)であった。マンションが集中している首都圏の受託状況は67,868棟(前年比▲0.4%)、3,523,806戸(同+0.2%)で、前年同様に全国の受託総戸数の53.0%を占めている。次に戸数が多い近畿地区の受託状況は、24,035棟(前年比+0.1%)・1,486,331戸(同+0.5%)と、全国の受託総戸数22.3%となっている。首都圏と近畿地区の合計受託戸数の構成比は全国の受託総戸数の75.3%で、前年割合(75.3%)から横ばいとなった。

<地区別受託状況>                   ※ 首都圏とは東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県をいう。

  令和8年4月
(332社実績)
令和7年4月
(343社実績)
対前年
棟数 戸数 棟数 戸数 棟数 増減率 戸数 増減率
北海道 3,776 193,601 3,747 191,732 29 0.8% 1,869 1.0%
東 北 2,247 132,242 2,252 130,451 ▲5 ▲0.2% 1,791 1.4%
関 東
69,079 3,610,310 69,350 3,602,629 ▲271 ▲0.4% 7,681 0.2%
首都圏 67,868 3,523,806 68,144 3,517,354 ▲276 ▲0.4% 6,452 0.2%
信 越 724 53,101 723 52,658 1 0.1% 443 0.8%
北 陸 522 26,586 507 25,948 15 3.0% 638 2.5%
東 海 10,259 448,864 10,343 446,758 ▲84 ▲0.8% 2,106 0.5%
近 畿 24,035 1,486,331 24,009 1,479,643 26 0.1% 6,688 0.5%
中 国 3,611 187,925 3,791 191,953 ▲180 ▲4.7% ▲4,028 ▲2.1%
四 国 1,242 66,213 1,315 69,405 ▲73 ▲5.6% ▲3,192 ▲4.6%
九州・沖縄 9,274 448,507 9,330 447,005 ▲56 ▲0.6% 1,502 0.3%
合 計 124,769 6,653,680 125,367 6,638,182 ▲598 ▲0.5% 15,498 0.2%

<地区別受託戸数・構成比>

 

令和8年4月 (332社実績) 令和7年4月 (343社実績)
戸 数 構成比 戸 数 構成比
北海道 193,601 2.9% 191,732 2.9%
東 北 132,242 2.0% 130,451 2.0%
関 東 3,610,310 54.3% 3,602,629 54.3%
首都圏 3,523,806 53.0% 3,517,354 53.0%
信 越 53,101 0.8% 52,658 0.8%
北 陸 26,586 0.4% 25,948 0.4%
東 海 448,864 6.7% 446,758 6.7%
近 畿 1,486,331 22.3% 1,479,643 22.3%
中 国 187,925 2.9% 191,953 2.9%
四 国 66,213 1.0% 69,405 1.0%
九州・沖縄 448,507 6.7% 447,005 6.7%
合 計 6,653,680 100.0% 6,638,182 100.0%

3.1組合あたりの平均棟数は変わらず、平均戸数は微増

 管理組合の規模をみると、1組合あたりの平均棟数は1.18棟(前年1.18棟)、1組合あたりの平均戸数は63.10戸(前年62.53戸)、単棟あたりの平均戸数は53.33戸(前年52.95戸)となっている。
 また、超高層マンションの1組合あたりの平均戸数は267.56戸(前年265.62戸)、単棟あたりの平均戸数は231.85戸(前年231.22戸)であった。

<管理組合規模>

  1組合あたり
の平均棟数
1組合あたり
の平均戸数
単棟あたり
の平均戸数
令和8年 令和7年 令和8年 令和7年 令和8年 令和7年
北海道 1.10 1.10 56.44 56.26 51.27 51.17
東 北 1.04 1.05 61.08 60.79 58.85 57.93
関 東
1.21 1.21 63.36 62.81 52.26 51.95
首都圏 1.21 1.21 63.01 62.46 51.92 51.62
信 越 1.11 1.11 81.19 80.64 73.34 72.83
北 陸 1.02 1.01 51.82 51.90 50.93 51.18
東 海 1.11 1.11 48.37 47.85 43.75 43.19
近 畿 1.26 1.26 77.92 77.50 61.84 61.63
中 国 1.03 1.03 53.66 52.20 52.04 50.63
四 国 1.01 1.01 53.96 53.39 53.31 52.78
九州・沖縄 1.08 1.07 52.04 51.46 48.36 47.91
全 体 1.18 1.18 63.10 62.53 53.33 52.95
都市型物件 1.18 1.18 62.83 62.27 53.10 52.74
リゾート型物件 1.21 1.22 108.56 106.55 89.72 87.40
超高層マンション 1.15 1.15 267.56 265.62 231.85 231.22

4.受託戸数3,000戸未満が144社、10,000戸以上が90社

 受託戸数規模別にみると、最も多いのが受託戸数3,000戸未満の会員で、会員社の43.4%に相当する144社(前年159社)であった。一方、10,000戸以上を受託している会員は27.1%(前年25.9%)に相当する90社(前年89社)であった。また、会員1社での最多受託戸数は520,049戸であった。

<受託規模別会員数>

(単位:社)
調査年 令和8年(会員332社) 令和7年(会員343社)
会員数 構成比 会員数 構成比
3,000戸未満 144 43.4% 71.7% 159 46.2% 74.1%
5,000戸未満 35 10.5% 38 11.0%
10,000戸未満 59 17.8% 58 16.9%
30,000戸未満 50 15.1% 27.1% 52 15.1% 25.9%
30,000戸以上 40 12.0% 37 10.8%
 回答なし 4 1.2% 1.2% 0 0% 0%

5.受託戸数が増加した会員は155社、減少した会員は74社

 今回の調査で受託実績が「前年よりも増加した」と回答した会員は155社(前年178社)で前年より23社減少した。一方、「前年よりも減少した」と回答した会員は74社(前年74社)で前年と同数であった。「増減なし」と回答した会員は97社(前年74社)で前年より23社増加した。

<受託戸数増減状況>

(単位:社)
受託戸数 増加 減少 増減なし 比較なし
令和
8年
令和
7年
令和
8年
令和
7年
令和
8年
令和
7年
令和
8年
令和
7年
3,000戸未満 35 52 26 30 81 64 2 13
5,000戸未満 17 23 11 8 7 5 0 2
10,000戸未満 38 39 14 14 7 4 0 1
30,000戸未満 35 34 13 15 2 1 0 2
30,000戸以上 30 30 10 7 0 0 0 0
合計 155 178 74 74 97 74 2 18

※「比較なし」は新規に入会した会員。

6.受託経緯別では、昨年に引き続き、既存物件からの受託割合が増

 会員が受託しているマンションの受託経緯を新築物件(建物竣工から1年以内)と既存物件(建物竣工後1年超)に区分すると、新築物件が棟数比で61.1%(前年63.2%)、既存物件が同じく38.9%(前年36.8%)となっている。既存物件受託における受託経緯の内訳は、棟数比で「他社管理物件からの受託」が42.3%(前年45.6%)、「自主管理物件からの受託」が5.1%(前年5.6%)、「事業譲渡・合併による受託」が18.1%(前年18.3%)となっている。受託先別では、棟数比で「系列企業から受託」が44.3%(前年43.5%)、「非系列企業から受託」が54.6%(前年55.2%)、「自社分譲」が1.2%(前年1.4%)となっている。

<受託経緯別>

受託経緯 令和8年 令和7年
棟数比 戸数比 棟数比 戸数比
新築物件受託 61.1% 62.4% 63.2% 65.3%
既存物件受託 38.9% 37.6% 36.8% 34.7%
  他社管理物件 (42.3%) (44.4%) (45.6%) (48.7%)
自主管理物件 (5.1%) (3.7%) (5.6%) (4.3%)
事業譲渡・合併 (18.1%) (17.6%) (18.3%) (17.9%)
不明・未回答 (34.5%) (34.2%) (30.5%) (29.1%)

注1 既存物件受託の内訳の棟数比(%)・戸数比(%)は、既存物件受託合計を分母とした割合。

<受託先別>

受託先 令和8年 令和7年
棟数比 戸数比 棟数比 戸数比
系列企業物件 44.3% 48.5% 43.5% 47.9%
非系列企業物件 54.6% 50.2% 55.2% 50.7%
自社分譲物件 1.2% 1.2% 1.4% 1.4%

7.棟数比で、単棟型が81.4%、50戸未満の管理組合が51.5%

 会員が受託しているマンションを建物の形態別にみると、単棟型物件が棟数比で全体の81.4%(前年81.8%)を占めており、同一敷地に建物が2棟以上存する団地型物件は棟数比で18.6%(前年18.2%)であった。建物の用途別では、住居専用型物件が棟数比で全体の87.9%(前年88.4%)、複合用途型物件は12.1%(前年11.6%)であった。管理組合の規模別では1管理組合における総戸数が50戸未満である物件が棟数比で全体の51.5%(前年52.2%)となっている。

<受託管理物件の形態・用途・規模>

建物形態・建物用途・
管理組合の規模
令和8年 令和7年
棟数比 戸数比 棟数比 戸数比
建物形態 単棟型 81.4% 84.0% 81.8% 84.8%
団地型 18.6% 16.0% 18.2% 15.2%
建物用途 住居専用型 87.9% 83.9% 88.4% 84.2%
複合用途型 12.1% 16.1% 11.6% 15.8%
管理組合の規模 50戸未満 51.5% 28.3% 52.2% 28.9%
100戸未満 24.2% 28.7% 24.1% 28.8%
200戸未満 11.0% 18.9% 10.8% 18.8%
200戸以上 13.3% 24.0% 13.0% 23.5%

8.超高層マンション、首都圏と近畿地区に集中、約9割

 超高層マンションの受託実績は、1,559組合・1,798棟・416,865戸となっている。特に首都圏と近畿地区に集中しており、首都圏・近畿地区の合計受託戸数は357,410戸と、全国の超高層マンション受託総戸数の85.7%(前年86.6%)を占めている。

<地区別超高層マンション受託状況>  ※ 高さが60mを超えるマンション又は20階建て以上のマンション

超高層
マンション
令和8年4月 令和7年4月
組合数 棟数 戸数 構成比 組合数 棟数 戸数 構成比
北海道 43 44 7,409 1.8% 41 41 6,864 1.7%
東 北 55 58 10,066 2.4% 51 54 9,447 2.3%
関 東
880 1,007 263,131 63.1% 872 992 258,299 64.0%
首都圏 856 980 258,218 61.9% 849 966 253,519 62.8%
信 越 7 7 1,946 0.5% 5 5 1,486 0.4%
北 陸 3 3 481 0.1% 3 3 612 0.2%
東 海 97 105 15,655 3.8% 93 102 14,953 3.7%
近 畿 383 456 99,192 23.8% 376 448 96,143 23.8%
中 国 35 48 7,071 1.7% 29 39 5,588 1.4%
四 国 3 4 503 0.1% 6 7 724 0.2%
九州・沖縄 53 66 11,411 2.7% 43 54 9,356 2.3%
合 計 1,559 1,798 416,865 100.0% 1,519 1,745 403,472 100.0%

9.129社が82,184戸を今年度新規受託予定

 今回の調査によると、令和8年度中に新たに管理受託を予定していると回答した会員は129社で昨年より14社減少し、その受託予定物件は1,076棟・82,184戸で、前年の受託予定物件と比較すると15棟増加し、2,210戸増加している。

<新規受託予定棟数・戸数>

  令和8年 令和7年
棟数 戸数 棟数 戸数
北海道 33 2,330 29 1,798
東 北 24 1,933 16 1,249
関 東 454 38,567 513 41,275
信 越 13 618 10 1,072
北 陸 7 294 7 297
東 海 88 4,820 122 7,871
近 畿 178 15,178 184 15,256
中 国 91 5,190 38 3,085
四 国 37 3,285 14 844
九州・沖縄 151 9,969 128 7,227
合 計 1,076 82,184 1,061 79,974

10.全国のマンションストック戸数(推計値)に占めるシェア率は91.6%

 今回の調査によるとマンションストック戸数(推計値)に対する会員の受託実績シェア率は、91.6%で あった。

<会員受託実績・シェア率の推移>

 

平成
30年度末
令和
1年度末
令和
2年度末
令和
3年度末
令和
4年度末
令和
5年度末
令和
6年度末
令和
7年度末
マンション
ストック
6,564.0 6,671.3 6,769.5 6,875.5 6,967.0 7,068.3 7,165.8 7,260.3
会員受託
実績
6,077.7 6,172.0 6,267.0 6,368.0 6,455.0 6,551.4 6,638.1 6,653.7
会員受託
シェア
92.6% 92.5% 92.6% 92.6% 92.7% 92.7% 92.6% 91.6%

注1 マンションストックは、各年末の国土交通省推計によるストックに翌年1~3月分のストックを推計加算して年度末数値を算出。

注2 マンションストックは年度末数値。会員受託実績は4/1時点の数値。

main contents