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大阪市鶴見区で行われた「今津 地域防災訓練」の実施報告について


平成25年3月24日(日)午前9時から大阪市立今津小学校にて、大阪市鶴見区今津連合振興町会主催(当協会共催)「今津 地域防災訓練」が実施されました。

 地域の防災意識を高め、災害時における住民同士の助け合い(共助)の大切さを理解してもらうことを目的に実施し、鶴見区の地域住民・地元町会やマンション管理組合の居住者の方々等約800名の参加がありました。訓練は、午前9時の地震発生を想定し、町会ごとに各避難場所から収容避難所である今津小学校へと参集する自主避難・避難誘導訓練からスタートし、校内に設置された司令塔となる災害対策本部による状況調査(避難者人数や安否確認、通信訓練として区災害対策本部への被害通報等)が実施された後、グラウンド・体育館に設置された7つのブースにおいて様々な防災学習体験が行われ、非常に有意義な防災訓練となりました。

各町会一時集合場所へ避難した後、収容避難場所である今津小学校へ避難訓練開始。 鶴見区の地域住民・地元町会やマンション管理組合の居住者の方々等約800名が参加。
①ベランダ隔壁版突破訓練。こつは足裏を隔壁版に向けかかとで思い切り蹴って破る。注意事項はベランダの隔壁版の前にものは置かないこと。 ②エレベーター防災体験・くらしのセキュリティ体験。地震や停電による緊急停止時のエレベーター脱出体験を、管制センターとの直接通話と地震感知器を搭載したシミュレーターで体感。
③応急救護体験。AEDの心肺蘇生の使用方法について消防隊員の指導を受けながら、実際に起動させ体験。 ④応急救護体験。家庭にある毛布と物干しざおを使用した簡易担架の作り方を学習。
⑤水消火器体験。消火器の使用方法を学び、実際の消火器(期限切れ)に水を入れ、噴射体験。 ⑥煙中歩行体験。煙霧機から発生させた煙で視界を遮断したうえで避難する煙中歩行体験。
⑦段ボールベッド体験。中は空洞のごく普通の段ボール箱を組み合わせ、表面に3、4枚の段ボールを敷き、布を被せれば簡易ベッドの完成。 ⑧簡易トイレの設置例。避難所においてもプライバシーの確保は重要
⑨応急救護体験。腕を骨折した際の三角巾による簡易固定体験。救急隊が来る前に身近にあるもので、できることをが大事。 ⑩炊出し。非常保存食のアルファ米と豚汁の炊出しが行われ、参加者全員に振る舞われた。
⑪階段避難体験。自立して階段避難が困難な方を救助する専用器具の取扱い体験。 ⑫消火器デモンストレーション。中身がお酢である新消火器「キッチンアイ」による消火体験。粉末消火による従来の消火器と異なり、対象物が煙にまかれることなく、目に見えて噴射できるのが特徴。消火(噴射)後もふき取るのみで後始末が簡単。
⑬自衛隊の車両及びパネル展示。被災地での実体験を自衛隊員の方よりパネルを使用して説明。 ⑭終了時は当協会より非常食の配給。
⑮今津連合振興町会 東浦会長。 ⑯当協会山根理事長。
⑰大阪市鶴見区 都倉区長。 ⑱大阪市鶴見消防署 太田署長。

 

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