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「マンション管理手法を活用したエリアマネジメントの可能性」が開催されました。

 平成25年3月28日(木)午後1時30分より東京都文京区の住宅金融支援機構ビル すまい・るホールにて、「マンション管理手法を活用したエリアマネイメントの可能性 ~プロが支える地域コミュニティ~」(後援:国土交通省関東地方整備局)を開催致しました。

 昨今のマンション用地を含む面開発の住宅地開発事業では、地域の利便施設となる広場や道路、集会所等をマンション建築と一体的に開発し、これをマンション区分所有者と周辺戸建所有者の共有とし、団地管理組合が一体的に管理するエリアマネジメントの動きが活発化しています。
 そこで、今回のセミナーは、管理会社の持つノウハウを生かした住宅地を中心としたエリアマネジメントの先進事例紹介を通じて、地域とマンションの一体的活動によって地域の良好な環境や地域の価値を維持・向上させていく姿を紹介し、区分所有者、地域住民、それを下支えするマンション管理会社の各々の役割を明らかにすることを目的に、国土交通省関東地方整備局の後援により、管理会社、マンション及びその周辺の戸建住民やエリアマネジメントに関心のある方を対象に開催致しました。
 当日は、セミナーの冒頭に大高副理事長よりの挨拶がなされた後、基調講演として国土交通省都市局まちづくり推進課長清瀬氏より、エリアマネジメントの概要及び国としての取組み等について、筑波大学芸術学系准教授渡氏より米国の住宅地事例をもとに今後の居住地における地域に開いた管理運営の視点についての講演が行われた後に、近鉄住宅管理㈱より遊園地跡地の一体開発地における団地管理組合を核とする取組み、㈱プレイスメイキング研究所より景観協定を活用した戸建住宅地の取組みについての国内先進事例紹介が行われました。
 最後に業務・税制委員会 植松副委員長より「地域コミュニティ」に関連した「協会の主な取り組み事例」紹介と「マンション管理協会」への名称変更の案内がなされ、今後も「住生活総合サービス業」を掲げる団体として、マンションのみならず、地域社会と共に発展するコミュニティ形成に貢献していきたいと結びました。
 【参加者】 約120名

開会挨拶
大高副理事長
基調講演①
民間の担い手による多様なまちづくりの取組みについて ~エリアマネジメントの新たな可能性~
国土交通省都市局まちづくり推進
課長 清瀬 和彦 氏
基調講演②
先進的な住宅地の管理と運営手法について ~地域に開いた管理が人をワクワクさせる~
筑波大学芸術系准教授
渡 和由 氏
国内先進事例紹介①
近鉄あやめ池住宅地 ~団地管理組合を核とするエリアマネジメント~
近鉄住宅管理㈱ライフサポート事業部
くらしサポートセンター部長 安平 幸子 氏
国内先進事例紹介②
つくば研究学園新都の街 ~景観協定を活用したエリアマネジメント~
㈱プレイスメイキング研究所
代表取締役 温井 達也 氏
高層住宅管理業協会
地域コミュニティに関する取組み
業務・税制委員会副委員長 植松理事
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